実は安全!? 緩降機の役割と訓練の重要性
普段は意識にのぼることのない緩降機であるが、火災発生の際、高所からの避難を助け得る器具のなかでは比較的安価に設置できることからも、最適な設備といえる。ただし、その器具の性質上、使用方法を誤ってしまった場合には痛ましい事故...
普段は意識にのぼることのない緩降機であるが、火災発生の際、高所からの避難を助け得る器具のなかでは比較的安価に設置できることからも、最適な設備といえる。ただし、その器具の性質上、使用方法を誤ってしまった場合には痛ましい事故...
建物を管理するオーナーや事業主による防火(防災)管理の適切な業務遂行が困難であると消防署長等が認めれば当該管理者を外部に委託することができる。委託の可能な建物やその利点などについて解説する。 はじめに 防火(防災)管理の...
火災対策において必須の防火管理について、その定義および要件について確認する。防火管理とは火災の際に被害を最小限に留めるために必要な対策の策定、実行のことを指す。また防火管理の要件としては、防火管理者の選任・消防計画の策定...
スプリンクラー設備とは、火災の消火を自動で行うことができる、消火能力の高い消火設備である。この記事では、スプリンクラー設備の構造と、どのような建物に設置が義務付けられているかについて解説する。 はじめに スプリンクラー設...
この記事では消毒用アルコール・ガソリン・灯油などの身近な危険物について、その保管方法や法令での規制について解説する。 はじめに 2020年に日本で初めて新型コロナウイルスの感染者が発表されてから、消毒用のアルコールは施設...
今回は特定一階段等防火対象物について解説する。また、特定一階段等防火対象物に該当する建物に対する消防法の特例と注意点について述べる。 はじめに 「雑居ビル火災」は数年に一度の頻度で多数の死者を出し、世間に火災の怖さを伝え...
みなさんは特定小規模施設用自動火災報知設備(以下、特小自火報と表記する)というものをご存知だろうか。特定小規模施設で設置可能なこの自動火災報知設備はコストの面で非常に優れている。今回はこの特小自火報の仕組みを解説するとと...
自動火災報知設備は火災やガス漏れなどの災害を感知し、音響装置によって周知させる消防用設備の一つである。火災報知器とも呼ばれる。今回は、この設備がどのように私たちの生活を守っているのか、また、どんな建物に設置が義務付けられ...
パッケージ型自動消火設備とは、スプリンクラー設備の代替設備として使用できる消防設備である。スプリンクラーを設置するよりかは簡単ではあるものの、パッケージ型自動消火設備を設置するには、大きな工事が必要になることから、設置す...
建物の用途によって変わる消防設備の設置基準。もし、何らかの理由により屋内消火栓を新たに設置しなければならなくなった場合、パッケージ型消火設備で代替するという方法がある。建物内に配管を這わせる大工事よりも、もっと簡単に消火...